シマナー【からし菜】
沖縄では、からし菜のことをシマナーと呼び、これを塩漬けにするとチキナー(漬菜)になります。芥子菜と高菜に分けられ何れもチキナーに用いられます。4月から5月に生産が多くみられますが、今では年間を通じて栽培されるようになっています。若い葉を食用にしますが、独特の香りと辛味が食欲を促進します。辛味が強い場合は軽く塩茹ですると辛味もやわらぎ緑色も鮮やかになります。料理はチキナーを利用してチキナーチャンプルー、チキナータシヤー、彩りにからし菜入りかまぼこ、菜飯など多様に利用されています。成分はカルシウム、鉄、カリウムに富み、ビタミンではA効力も高く、B2、Cも豊富に含まれます。