チデェクニ【島人参】

チデェクニ【島人参】

チデェクニ(島人参)は方言で黄色い大根という意味です。品種は東洋系と西洋系に分けられ、沖縄では在来種の琉球人参が11月から翌年の3月頃まで収穫されます。形は30〜40cm長さの細長いのが特徴で香りの良さと肉質の柔らかいことで人気があります。現在は西洋系の人参が多く出廻り、カロテンやペクチンがずば抜けて豊富に含まれ、ジャムにも最適。なかでも頻繁に作られるのが人参シリシリーです。
油で炒めることで脂溶性ビタミンが効率よく摂取できます。人参はなます、タシヤー、イリチー、豚レバーや肉と煮込んだチムシンジなどに広く使われます。