パパヤー【パパイヤ】

パパヤー【パパイヤ】

パパヤー(パパイヤ)の木は奄美以南に栽培がみられ、高さ5mくらいまで大きくなりますが雌雄異株です。果実は球形、洋梨形、紡垂形などがあります。果実の未熟果は野菜として煮物、炒め物、酢物、漬物に利用され、熟した果実は果物としてジャムやジュース、砂糖漬に利用します。また産後にパパヤーを食べると母乳の出がよくなるということでパパヤーイリチーやパパヤーの入ったソーキ骨のお汁など温かいうちに食べさせていました。成分は完熟果は糖質、カロテン、ビタミンCを多く含み、未熟果はカルシウム、ビタミンCに富んでいます。固い肉とパパヤーを一緒に煮込むと、パパインと呼ばれるタンパク質分解酵素の働きで肉が柔らかくなります。