チンビン
一口メモ
好きなおもちゃで遊び、おいしいおやつを頬張る。
子どもたちの瞳が輝く2日間。
旧暦5月4日は大漁と航海の安全を祈願する「ユッカヌヒー」。各地の漁村や港町では豊漁祈願のハーリーが盛大に催されます。かつては港で玩具市が開かれ、子どもたちにとっては年
に一度、好きなおもちゃを買ってもらえる日でもありました。そしてこの日のおやつといえば、油味噌をくるくると巻いたポーポーと、黒砂糖の甘さが上品なチンビン。子どもたちにとっては楽しい行事と結びついた特別なおやつでした。
翌日の旧暦5月5日は本土から伝来した「菖蒲の節句」です。本土ではこの日に菖蒲酒を飲み菖蒲湯に入る習慣がありますが、沖縄ではあまがしに菖蒲の葉を添えて食べるようになりま
した。菖蒲の葉には抗菌作用があるため食中毒予防にもなり、爽やかな香りは邪気を払うと伝えられています。
材料(直径22cm×9枚分)
・小麦粉/250g
・ベーキングパウダー/小さじ2
・黒砂糖(削ったもの)/150g
・水/2カップ
・サラダ油/小さじ1
・サラダ油/適量
作り方
① 黒砂糖は分量の水で煮溶かし、あくをすくい取り、布巾でこして冷ましておく(出来上りは400ccに計っておく)。
② 小麦粉とベーキングパウダーをふるいにかけてボウルに入れ、①の黒砂糖液を加えてむらのないように混ぜ、サラダ油を加える。
③ 熱したフライパンにサラダ油をぬって②を流し入れ、表面にブツブツと穴があいてきたら裏返して焼き、手前からクルクル巻く。
※写真のポーポーとチンビンは、レシピのサイズではなく撮影用の器に合わせています。
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