夏のおすすめ汁物汁物料理

チムシンジ

一口メモ

先人の知恵が詰まったクスイムン(薬になる物)で暑い夏を健康に乗り切る。

日本には昔から、夏の暑さを乗り切るための「暑気払い」という風習があります。栄養価の高い食べ物や体温を下げる冷たい飲み物を積極的に摂り、疲れた身体を元気づけようというものです。
沖縄の夏の食材の代表格といえばゴーヤーです。ゴーヤーには、免疫力を高めてくれるビタミンCがたっぷり含まれているほか、独特の苦味成分であるモモルデシンという栄養素が胃腸の粘膜を保護し食欲を増進させてくれます。また、豚肉も夏バテ予防に欠かせない食材です。疲労回復効果のあるビタミンB1が豊富で、その含有量は牛肉の約10倍ともいわれています。豚レバーと豚肉、野菜を煮込んだチムシンジや、スペアリブを昆布や冬瓜などと煮込んだソーキ汁などが夏によく食べられています。

材料(5人分)

・チム(豚レバー)/600g
・豚肉(グーヤーヌジ)/300g
・人参/300g
・水/8カップ

作り方

① 豚レバーはひと口大の薄切りにし、ザルに入れて塩でもみ洗いして数回洗い流し、充分に血抜きをする。

② 豚肉は洗って一口大の薄切りにする。

③ 人参は皮をむいて斜め薄切りにする。

④ 鍋に①~③と分量の水を入れて強火にかけ、煮立ってきたらアクを取って弱火にする。

⑤ ④の煮汁が半量になるまで煮る。

※好みで塩、つぶしたにんにくを加えると味が引き立つ。

※体力が落ちている際は、塩を入れずにスープをこしていただく。

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