おかず春のおすすめ琉球料理行事料理

豚三枚肉の煮つけ

一口メモ

墓前に門中が大集合。
賑やかに重箱料理を囲んで先祖を供養する。

古くより沖縄では、二十四節気の清明の節に入ると門中総出で先祖が眠る墓に行き、墓前祭を行います。墓に花や酒、御三味(ウサンミ)と呼ばれる重箱料理などを供えて香を焚き、祖先
の供養と加護を祈願します。そしてお供え物のお下がり(ウサンデー)をいただきつつ団欒を楽しむのが習わしとなっています。
お供え料理は一般的に四段重箱に詰められており、うち二段に餅を5個ずつ3列に並べ、残りの二段に御三味を9品ずつ詰めます。伝統的な御三味は豚肉、揚げ豆腐、赤かまぼこ、昆布、
大根、カステラかまぼこ、ごぼう、田芋の唐揚げ、天ぷらなどです。料理の品数を奇数にするのは中国からの影響で、中国では奇数を陽の数とし、儀礼の日取りや供物の品数に使う傾向が
あるようです。

材料(21~32枚)

・豚三枚肉/600g
・鰹だし/1/4カップ
・泡盛/3/4カップ
・砂糖/1/2カップ

作り方

① 鍋にたっぷりの水と豚三枚肉を丸ごと入れて軟らかく茹で、重箱の幅の1/3の幅に切り揃えて、1cm厚さに切る。

② 鍋に分量の鰹だしと分量の調味料を煮立て、その中に①の豚三枚肉を入れ、中火でつやが出るまで煮る。

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味付三枚肉

皮つき豚バラ肉を醤油ベースで味付けしました。軟らかく、まろやかな美味しさをお楽しみいただけます。スライスしてありますので、重箱やオードブル食材として便利です。500g 冷蔵保存

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